私よりアイドルが大事?
彼の部屋で、大量のアイドルグッズを見つけた。
壁一面のポスター。棚に並ぶCDと写真集。
編集部が取材したみさき・26歳は、交際1年目の彼氏の推し活に違和感を覚えた経験を語る。
最初は趣味があって良いねって微笑ましく思ったんです。
みさきはこう語る。
でも夜にアイドルの動画を延々と見ている姿を見て、違和感が募って。
デート中もスマホで推しのニュースをチェックして、今日のライブ最高だったって興奮して話すことが増えて。
私よりアイドルが大事?って冗談めかして言っても、趣味だよって笑うだけで。
パートナーが一番であってほしい
徐々に、キスやスキンシップの時も集中できない自分が嫌になって。
みさきはこう振り返る。
結局、価値観が合わないって感じて、3ヶ月後に別れを告げました。推し活自体は悪くないけど、パートナーが一番であってほしいっていう気持ちが、冷めるきっかけで。
取材で見えてきたのは、推し活そのものより、優先順位のずれが冷める原因になるという事実だった。
私への誕生日プレゼントより力入れてる
編集部のあいり・24歳は、彼氏の推し活への嫉妬と疲労を語る。
彼は地下アイドルグループの熱心なファンで、ライブに毎週通って、握手会やチェキ会にも参加して。
あいりはこう話す。
最初は頑張ってるねって応援していたけど、給料の多くがグッズや遠征に消えるのが気になり始めて。
デートの日も推しの新曲聞いた?って話題がアイドル中心で。
特に、推しアイドルの誕生日を盛大に祝う姿を見て、私への誕生日プレゼントより力入れてるって心が冷めて。
日常の優先順位が下がる寂しさ
喧嘩になって、推しは推しで、君は君だよって言われたけど、安心できず別れを選択して。
あいりはこう振り返る。
アイドル好きの彼氏が、日常の優先順位を下げてしまうパターンは、女性側に寂しさと不満を積もらせるんですよね。
取材で見えてきたのは、金銭感覚のずれと優先順位の低さが、寂しさを募らせるという事実だった。
男性側が自信を失うケース
編集部のけんた・29歳は、彼女のアイドル好きに戸惑った逆の体験を語る。
彼女がジャニーズやK-Popグループを応援するのは可愛い趣味って思っていたんです。
けんたはこう話す。
でもライブDVDを一緒に観るようになって違和感が。画面の男性アイドルにかっこいい!って目を輝かせる姿に、胸がざわついて。
僕より好きそうって冗談を言うと笑われるけど、推しグッズが溢れて、デートの予定よりライブ優先になる日が増えて。
自分は代替品?と感じる
次第に自分は代替品?って思うようになって、スキンシップも億劫に。
けんたはこう振り返る。
趣味を尊重できない自分が悪いって悩んだけど、結局冷めてしまったって正直に伝え別れました。男性側も、彼女の推し活で自信を失うことがあるんですよね。
取材で見えてきたのは、推し活による冷めが、性別を問わず起こるという事実だった。
推し活は一生続けると宣言された
編集部のさやか・31歳は、5年付き合った彼氏の推し活のエスカレートを語る。
同棲を考えていたんですけど、結婚話が出た頃、彼が推し活は一生続けるって宣言して。
さやかはこう話す。
家事や将来設計の話をしても、ライブの予定を優先して。
家族よりアイドル?って聞くと違うよって言うものの、行動が変わらなくて。
現実を見ていないと感じた
現実を見ていないって感じて、愛情が薄れていって。
さやかはこう振り返る。
共通の友人からも、彼、アイドルに金使いすぎって指摘されて、別れを決意しました。長年の関係でも、価値観のずれが冷める原因になるんですよね。
取材で見えてきたのは、将来設計と推し活のバランスが、長期的な関係を左右するという事実だった。
デートがキャンセルされる頻発
編集部のはるか・22歳は、社会人1年目の彼氏との関係を語る。
彼は明るく楽しい人だったけど、初デートで実はアイドルオタクなんだってカミングアウトして。
はるかはこう話す。
最初は聞き流していたけど、毎週末ライブやイベントで不在になって、デートがキャンセルされることが頻発して。
LINEの返信も遅くて、内容が推しの話ばかり。
理解してほしいと返される溝
寂しさを伝えると理解してほしいって返されて、溝が深まって。
はるかはこう振り返る。
短期間でこの人とは合わないって冷めて別れました。若い世代では、推し活の自由度が高い分、相手の理解が得られにくいんですよね。
取材で見えてきたのは、デートより推し活を優先する姿勢が、寂しさを生むという事実だった。
もう少し現実見てと言うと反発された
編集部のたかし・28歳は、彼女のK-Pop熱に戸惑った経験を語る。
彼女がコンサートツアーで何十万円も使って、グッズ集めに夢中で。
たかしはこう話す。
もう少し現実見てって言うと、趣味でしょって反発されて。
一緒に過ごす時間が減って、彼女の興奮がアイドルに向いているのが耐えられなくなって、冷めてしまって。
推しは二次元的な存在なのに、現実のパートナーをないがしろにするって感じたんです。
取材で見えてきたのは、金銭感覚の違いが、冷める大きな要因になるという事実だった。
話し合いで乗り越えたポジティブなケース
一方で、乗り越えたケースもある。
編集部のなおみ・30歳は、彼氏のアイドル好きを話し合いで解決した経験を語る。
最初は冷めそうになったけど、話し合いを重ねたんです。
なおみはこう話す。
彼が推しはエンタメ、君は人生のパートナーって区別してくれて、推し活の時間を調整してくれるように。
私も少し興味を持って、ライブに同行したことで理解が深まって、関係が続いています。
コミュニケーションで乗り越えられる
全てが冷めるわけではなく、コミュニケーションで乗り越えられるケースもあるんですよね。
なおみはこう振り返る。
取材で見えてきたのは、推しと現実を区別して、時間を調整すれば関係が続くという事実だった。
彼氏のアイドル好きで冷める本当の理由
取材で見えてきたのは、彼氏のアイドル好きで冷める主な理由に共通点があるという事実だった。
優先順位のずれ。金銭感覚の違い。嫉妬や寂しさ。
これらが、冷める背景にあった。
推し活を尊重しつつも、自分が大切にされる実感が薄れると、愛情が冷めやすい傾向があった。
でも、なおみのケースのように、話し合いで乗り越えられることもある。
大切なのは、推しと現実のパートナーを区別できるかどうか。
そして、相手が寂しさを感じていないか、気づけるかどうかだった。
アイドルを好きになることは、決して悪いことじゃない。
問題は、その熱量で現実の恋人をないがしろにしてしまうことだ。
推しはエンタメ、恋人は人生のパートナー。
その区別ができて、お互いの時間を尊重できれば、推し活と恋愛は両立できる。
推し活に理解を示してほしいなら、まず相手を安心させること。
一番大切なのは君だと、行動で示すこと。
その姿勢があれば、冷めかけた気持ちも、また温かくなっていくはずだ。

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