帰り道、肩を抱かれてドキッとした
友達だから大丈夫。
ハルカ(27歳)は、その夜の帰り道を鮮明に覚えている。
3年付き合っている彼氏がいるのに、大学の男友達グループと頻繁に飲みに行っていた。彼氏には友達と、とだけ伝えて詳細はぼかしていた。
男友達と笑って話す時間が、日常のストレス発散になっていたんです。
ハルカはこう語る。
ある夜、男友達の一人と2人きりで遅くまで居酒屋にいた。帰り道、軽く肩を抱かれた。
心臓がドクンとした。
友達だから大丈夫って自分に言い聞かせた。でもその言い訳が、すでに崩れかけていたことに気づいていなかった。
バレた瞬間に気づく現実
後日、彼氏にバレた。大喧嘩になった。
彼氏を傷つけたくないのに、つい羽目を外したくなる自分が嫌になりました。
ハルカの声は少し震えていた。
結局、男友達との連絡を減らして彼氏との時間を増やした。あの夜の判断が、どれだけ軽率だったか。取材で彼女はそう振り返った。
高揚感が罪悪感を上回る瞬間がある
編集部のミサキ(25歳)は、大学生の頃の体験を語る。
彼氏が忙しい時期に、合コンで知り合った男性と遊びに行ったんです。
ミサキはこう話す。
彼氏には内緒で、最初はグループだったのに2回目からはその男性と2人きりで。映画を見てご飯を食べて、楽しくて。
罪悪感より高揚感が勝ってしまったんですよね…。
でも、男性から言われた一言で現実に引き戻された。
彼氏より俺の方がいいだろ?
ミサキは固まった。
彼氏に申し訳なくて、すぐに遊びをやめました。あの時、寂しさを埋めようとしたのが間違いだった。
後悔していた。でも傷はついた後だった。
「彼氏が忙しい」は言い訳になる
取材で見えてきたのは、彼氏の不在が外への扉を開くきっかけになるという事実だった。
寂しさは自覚しにくい。気づいた時には、すでに踏み込みすぎている。
友達として線引きしていたつもりが
編集部のアヤカ(仮名・32歳)のケースは少し複雑だった。
結婚を意識している彼氏がいるのに、職場で親しい男性後輩と休日にカフェやショッピングに出かけることがありました。
アヤカはこう振り返る。
彼氏がいるから友達としてって線引きしていたつもりだったんです。
でも後輩から好意を寄せられた。甘い言葉に流されそうになった。
彼氏の誕生日前日に後輩と遊んだ夜、泣きながら帰宅した。
胸が痛くて、玄関で座り込んだんです。
アヤカは翌日、彼氏にすべて話して謝った。関係を修復した。
自分の価値確認のための行動だった
取材で見えてきたのは、意外な本音だった。
他の男と遊ぶことで、自分の価値を確認していたんだって気づいたんです。
アヤカはこう語る。
必要とされたかった。でもその場所が間違っていた。以来、境界線をしっかり引くようになった。
男性側が感じる疲弊と虚しさ
編集部が取材したショウタ(29歳)は、マッチングアプリで知り合った女性とデートを重ね、好感を持っていた。
でも告白された。
実は彼氏がいる。
ショウタはこう振り返る。
最初はショックでしたよ。彼女は、彼氏とはマンネリで刺激が欲しかったって言ってたけど。
しばらく遊びの関係を続けた。でも徐々に彼女の不安定さに疲れていった。
彼氏がいる女性と遊ぶのは一時的な興奮があるけど、結局誰も幸せにならないんですよね。
ショウタの言葉は静かだった。
誘われると断りにくい男性の本音
編集部のケンゴ(仮名・30歳)は、合コンで出会った女性に積極的に遊びに誘われた。
彼氏いるけど今は自由にしたいって言って、飲みに行ったり旅行の話が出たり。
ケンゴはこう話す。
楽しかったんですよ、正直。でも後で彼女のSNSを見たら、彼氏との仲良し写真が並んでいて複雑な気持ちになりました。
彼女の今だけという言葉に流されず、早めに引いた。
後から聞くと、その女性は彼氏にバレて別れたらしかった。
誘われると断りにくいのは男性も同じだ。でも流された先に待っているのは、誰かが傷つく結末だった。
体は触れていないから大丈夫という論理
編集部のアカリ(28歳)は、友人として見ていた立場から話してくれた。
友人が報告してきたんです。彼氏には言えないけど、男友達と温泉旅行行っちゃったって。
アカリはこう語る。
驚いて、それは浮気だよって忠告した。でも友人は言い張ったんですよね。
体は触れていないから大丈夫って。
その論理の危うさに、アカリは言葉を失った。
結局、友人の彼氏に間接的にバレて関係が悪化した。
周りから見ると、ただの自己満足で周りを巻き込む危うい行動でした。
アカリの声には、今でも苦さが滲んでいた。
2つの顔を使い分ける姿への不信感
編集部のタクヤ(仮名・23歳)は、大学のサークルで彼氏持ちの女性が男友達と頻繁に遊びに来る状況を経験した。
彼女は彼氏の前では可愛く振る舞って、男友達の前ではノリが良くて、2つの顔を使い分けているように見えたんです。
タクヤはこう話す。
その女性に好意を持っていたけど、彼氏がいるのに他の男を楽しませる姿を見て、信頼できないって距離を置きました。
取材で見えてきたのは、周囲の男性もちゃんと見ているという事実だった。
既婚後に気づく小さな誤魔化しのリスク
ケイコ(34歳)は、既婚者として似た経験を振り返る。
結婚後も昔の男友達とランチに行くことがあって、夫には女友達とって少し誤魔化していたんです。
ケイコはこう語る。
楽しかったけど、夫の信頼を失うリスクを考えて徐々にやめました。
寂しさを埋めるために他の男性と遊ぶ女性は、根本的に自分自身と向き合っていないのかもしれないですね。
ケイコ自身も、そこから目をそらしていた時期があった。
正直に話せる関係こそが、長く続くんだって気づきました。
行動の裏にある本当の理由
編集部の取材で見えてきたのは、彼氏いるのに他の男と遊ぶ背景には共通したパターンがあるということだった。
寂しさ。刺激欲求。マンネリ。承認欲求。
彼氏がいる安心感があるからこそ、他の男性と遊べる余裕があるって言った女性もいた。
境界線が曖昧で、つい流されてしまうって言った女性もいた。
どちらも正直な本音だった。

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