夏のデートで気づいてしまった
腕を上げた瞬間だった。
編集部が取材したタクヤ(29歳)は、付き合って半年の彼女と夏のデートをしていた。
最初は汗の匂いかなって思ったんですよ。
タクヤはこう語る。
でも何度か会ううちに、わきが特有のこもった臭いだってわかってきた。
大好きな彼女なのに、キスや抱き合う時にどうしても気になって集中できなくて。
苦しかった。直接言ったら傷つけると思った。
頭の中でぐるぐると、どうすれば…ってずっと考えてた。
デオドラント商品を一緒に試してみようと提案した
タクヤが最初に試みたのは、さりげない提案だった。
自分でデオドラント商品を調べて、これ使ってみない?って自然に差し出しました。
彼女には自覚があったみたいで、治療を検討し始めてくれた。
取材で見えてきたのは、彼女自身もずっと気にしていたという事実だった。
最終的に彼女がミラドライという施術を受けて、臭いがかなり軽減された。
早めに伝えてよかったです。愛情があれば乗り越えられると思います。
タクヤはこう話す。関係はより深まったらしい。
自分がわきがで彼氏にバレているかずっと不安だった
ミサキ(26歳)は、自分がわきがで悩んでいた側だ。
軽度のわきがで、彼氏に気づかれていないかいつも不安で。
ミサキはこう振り返る。
体育会系の彼氏と一緒にスポーツ観戦に行く機会が多くて、自分の臭いが気になって腕を上げられないんです。
常にびくびくしてた。腕を下ろしたまま、ずっと。
転機はある日の彼氏の一言だった。
最近なんかいい匂いするね。
褒め言葉だった。でもその言葉が逆に背中を押してくれた。
全然気にしてないよ、一緒にケアしようと言われた
勇気を出して相談しました。
ミサキはこう話す。
意外にも彼氏は全然気にしてないよ、でも一緒にケアしようって優しく受け止めてくれた。
胸がジンとした。
2人で市販のわきがクリームを試したり、食事改善を始めたり。隠し事がない関係になって安心した。
パートナーに理解してもらえると、こんなに心が軽くなるんですよね。
ミサキの声は穏やかだった。
ストレートに言いすぎて関係がぎくしゃくした
ケン(35歳)の体験は少し苦かった。
3年付き合った彼女のわきがが、徐々に気になり始めて。
ケンはこう語る。
夏場は特に我慢できなくなって、旅行中に同じ部屋で過ごすと臭いが気になって眠れなくなって。
イライラが溜まってた。
ある日、ついストレートに伝えてしまった。
臭いがきつい。
彼女はショックを受けて泣き出した。
関係がぎくしゃくして、距離を置くことになり別れを選びました。
伝え方が下手だったと後悔している
伝え方が下手だったんですよ。愛情を先に伝えてから相談すべきだった。
ケンはこう振り返る。
その後悔は今でも残っている。以降、新しい出会いでは匂いの話題を最初から軽く探るようにしている。
取材で見えてきたのは、伝え方一つで関係が深まるか壊れるかが決まるという事実だった。
医療知識を使って一緒に解決策を探した
アカリ(31歳)は、看護師として働いていて、彼氏のわきがに気づいた。
夜勤明けの彼氏と会う時に、強い臭いに耐えきれなくなって。
アカリはこう話す。
医療知識がある分、治療できるはずって考えて、専門クリニックの情報を彼氏に共有しました。
最初は彼氏も抵抗したけど、一緒に解決したいって気持ちが伝わって、ボトックス注射を試してくれた。
乗り越える過程で愛が深まる
効果が出てからはデートが楽しくなって、結婚を前提にした話が進みました!
アカリの声は明るかった。
相手のコンプレックスを一緒に乗り越える過程で、愛が深まるんですよね。
アカリはそう実感してる。
気に病んでいる彼女の姿が一番つらかった
ハルカ(27歳)は、重度のわきがの彼女を支えた体験を語る。
夏は特に彼女が腕を閉じている姿がかわいそうで。
ハルカはこう振り返る。
臭い自体より、彼女が気に病んでいる姿が辛かった。
自分のケアも見直して、2人で頑張ろうって提案した。
漢方や生活習慣の見直しから始めて、彼女が手術を決意するまで支えた。
手術後、彼女の自信が戻って、一緒に旅行や温泉に行けるようになりました。
ハルカはこう話す。
わきがは病気みたいなもの。パートナーが理解を示すだけで変わるんです。
我慢し続けた結果、関係が冷めてしまった
リョウタ(40歳)は、受け入れられなかった側の体験を打ち明けてくれた。
長年付き合った彼女のわきがが原因でセックスレスになって、結局別れました。
リョウタはこう語る。
愛情はあるんですよ。でも毎回気になって興奮できない自分が嫌になって。
直接言えずに我慢し続けた結果、関係が冷めていった。
匂いの問題は早めに話し合うべきでした。無視すると両方が傷つく。
リョウタの声には後悔が滲んでいた。
家族みんなでケアする習慣を作った夫婦
エミ(32歳)は、結婚前に彼氏のわきがを知っていた。
結婚後も気になってたんですけど、子どもが生まれてからは考え方が変わって。
エミはこう話す。家族みんなでデオドラント習慣を作ろうって。夫婦でクリニックに通って、子どもにも早めに意識づけしました。一生のパートナーだからこそ、欠点も含めて愛する。
わきががあっても幸せな家庭を築けると実感してます。

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